2022年に無印のiPadもついにホームボタンがなくなりました。スリープ(電源)ボタンにフィンガープリントの指紋認証がついて生体認証は指紋で行う方式となりました。そうです気がついた方も多いかと思いますがiPad Air4にそっくりな作りなんです。今パッと見ても見分けがつきません。
最新のiPad 10は修理は落としてガラスが割れたがダントツに修理リクエストが多いのですが、今回の修理ご依頼は電池が切れたのでTYPE Cケーブルで充電を行ったら、パソコンのような箱のマークに充電ケーブルが下にいるマークになって先に進まないとのご相談でした。事前診断した結果スリープボタンが動かないことに気がつきました。そこで充電を行ったらリカバリーモードになるように指示していた様子です。さきほど先に進まないとはリカバリーモードに切り替わっていたことでした。ボタン周りをチェックしましたらば落下させてフレームは凹んでいて、スリープボタンを動かなくさせていることがわかりました。
このケースはProでもAirでも経験したことがあったのでフレーム修正とフィンガープリントの交換で修理させていただきました。
今回のブログの紹介は、スリープボタンの取り外しまでの分解工程と作業方法についてご紹介いたします。
年々画面が大型化するiPadは修理難易度が高くなっています。難易度の高いiPadの修理は実績経験の豊富なカバーガレージ恵比寿にぜひご相談ください。基本部品があれば即日で修理いたします。
では、いちばんの難所の画面取り外しからスタートします。
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※修理についてご心配なことは、ご来店のうえ対面にてご納得してからご依頼ください。
ディスプレイの接着を剥がします
ヒーターマットとヒートガンで温めてからディスプレイを外していきます。サイドにはフロンカメラと光環境センサーがあり、各所ケーブルに破損が無いように気をつけます。
ガラスを外したらLCD持ち上げケーブルを外します
iPadではめずらしいT4ネジで止まっているLCDを外します。Air4はLCDとガラスが一体部のフルラミネーションですが、iPad10はガラスとLCDが分離されています。ここで電源ターミナルで絶縁してロジスティックボードについているカウリングを外してまずはLCDを取り外します。
LCD取り出してからガラス取り外し
次にガラス(デジタイザー)を外します。上部に配置されていますスリープスイッチが内部側が見えてきました。
フレーム修正とフィンガープリント交換
歪んだフレームはできる限り修正を行い、新しいスリープボタンとのクリアランスを取ります。それでも入らない場合はルーターなどで大きく削りすぎないように少しづつすり合わせして作業します。新しいフィンガープリントをとりつけて、LCDとガラスを取り付けて作業完了です。
Apple iPad 10スリープボタン(電源)修理費用と時間
15,000円〜(損傷状態と交換部品点数により変動します)
お預かり3時間
※部品ストックと混雑状況により変動する場合があります
iPadの修理は3ヶ月保証を付けています
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JR恵比寿駅からの順路
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駒沢通りを横断します
横断後右手に曲り、JR高架線をくぐりまっすく進み、1つ目の信号交差点「恵比寿1丁目」を目指します
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お隣は電動自転車の「MATE」さんと銀座メガネさんです。
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