【iPhoneが突然動かない】とよくご相談を受けます。お請けする際には動かなくなった経緯をお聞きし、修理経験から機器の状態を確認しながら修理メニューを決めて所用時間お値段をお伝えし修理実施となります。然し乍ら、非正規店でバッテリー交換の後に調子が悪くてついには起動しなくなったとご相談を受ける場合もあります。

では、なぜ非正規店でバッテリーを交換すると突然起動しない事があるかを当店での修理実績からご紹介します。

1. バッテリーの固定不足
2. ケーブル取り付けミス
3. 取り付けバッテリーが粗悪

大まかに分けて3つの原因で起動しなくなってしまっている事が多くなっています。では順を追って以下で個別に説明します。

※Appleの製品保証プログラムや AppleCareプランの保証対象修理ではありません。

※修理についてご心配なことは、ご来店のうえ対面にてご納得してからご依頼ください。

非正規の民間修理にはマニュアルはありません。各お店ごとの修理方法に修理に使う部品も様々です。どこで修理しても同じというナショナルブランド的な考えは全く通用しない業界です。バッテリー固定には両面テープで行われますが、接着面積が少なければ当然しっかり固定されません。両面テープをつけるにはきちんと清掃し、油脂を除去して、テープ取り付け後圧着も必要です。写真にあるiPhone SE２は小さな両面テープで取り付けられていたようですが、外れていてバッテリーケーブルを破損させていました。このことにより電力供給が全くされず起動できない状態でした。ショートやバッテリーの損傷からくる熱暴走を起こさず良かったです。

基板のバッテリー取り付け位置に押し込むように取り付けます。この時に取り付けが甘く、コンタミネーション（異物混入）などでしっかりと填まっていない場合があります。取り付け後カウリングといって金属のカバーをねじ止めします。微量の電力が流れれば一見正常のように起動しますが、接点にきちんと取り付けられていないと外れて給電も充電もしなくなってしまいます。原因は取り付けミスの人災が原因です。

サードパーティーのバッテリーは一種類ではありません。バッテリー管理ICチップがついていない廉価なものから最大容量を増やしたものまで様々です。起動できないので電圧を測ると著しく低く、起動させるだけの最低電力がありませんでした。

また、ディスプレイを取り付ける時にパネルシールを入れ替えて圧着することで防塵防水が保たれるのですが、シールテープを剥がしたままで取り付けられていたので、内部に埃が侵入しています。非正規のバッテリー交換のほとんどがシールテープの入れ替えを行わないので、内部に侵入したホコリの影響で顔認証が使えなくなっていたこともありました。

電源系を回復させ起動させても急なシャットダウンの影響で起動できなくなってしまう場合があります。また大切なデータも失ってしまうかもしれません。

まずは安心確実なApple純正部品での修理をお勧めいたします。

また、非正規でバッテリーを交換してから調子を崩し起動できない場合はご相談ください。

診断並びに機器をまず起動させるように修理を実施し、必要であればデータ復旧までお手伝いさせていただきます。

起動できない場合に復元やアップデートをしてデータを消してしまう場合もあります。ご心配な場合は是非ご相談ください。

画面修理やバッテリーの修理から接続系の修理も安心の3ヶ月保証付き。

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恵比寿駅徒歩2分の駒沢通り路面店で入りやすいので、修理ご相談はお気軽にどうぞ

きれいで明るい店内でお待ちいたしております。